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IIDA SPACE DESIGN
VILLA VISTA KOBE / 大阪湾を望む家
神戸市北部の南向きに開けた標高500mの造成地に建つ、夫婦と子供二人が4人で住むための家である。
敷地は昭和50年初頭に開発された造成住宅地の一角で、南に向かって急勾配で下る丘陵地形の上にある。周囲を見るとどの家も南側に高さ4mに近い石積み 擁壁があり、東西の家とも高低差があるためそこからさらに基壇を設けて嵩上げをして、家は北側道路に近い位置に寄せる一方で南側には植栽豊かな庭をつくっている。区割りが比較的大きい割には、駅からそれほど離れていないためなのか、当時建てられた家には駐車スペースが無い家が多く、嵩上げをするのに造成時に出てきたのであろう巨大な岩を積み上げて基壇としている家がちらほらと見受けられた。また、もう一つの大きな特徴は、南側に遠くまで遮るものが無いため、遠くは大阪湾まで望める眺望が得られることと、海側から吹き上げてくる南風が吹く日が多いということである。
このような敷地に現代住宅を設計するにあたり、どのような佇まいが良いのだろうかと思案した。結果として、嵩上げした基壇の上に立つ家という開拓された50年前からのあり方は継承しつつも、クライアントの要望や安全上の要求に合わせて基壇を削り取り、その上にこじんまりと家をつくることで周囲とのバッファーゾーンを残すことにした。まずは夫婦の2台の車を停めるために、道路側の基壇を大きく削り、駐車場の奥行きを確保した。自転車を置くスペースも必要だったので、解体した巨大な岩を駐車スペースを囲むように7つ並べ、道路と駐車スペース、駐輪場と駐車スペースを柔らかく仕切るようにした。次に崖側の基壇も安全上の理由で解体して狭め、クライアントの要望により南向きの陽当たりが良い家庭菜園とした。東西の敷地に対しても距離をつくることで風通しを良くするとともに、玄関へのアプローチや室外機置場などを配し、玄関の奥はクライアントが自ら石畳ガーデンをつくるためのスペースとした。こうして建築は南北から迫ってきた基壇と東西の余白に切り取られた矩形の範囲にこじんまりと建てることにした。
その建築の中で一番に決めたのは、素晴らしい南向きの眺望を活かすために、2階に天井の高いLDKと南向きの大開口を設けることである。そこに至るまでの動線も念入りに検討し、パンチングメタルのフェンスで隣地と敷地奥に対して目隠しをしつつ基壇に上がるアプローチ、玄関に入りそこから階段を上がってリビングに出るときの開放感と高揚感を意識した。そしてその他の諸室については、寝室、書斎、洗面室、トイレ、浴室、ランドリールーム、ピアノ室、パントリーを、LDKとそこに至る動線を除いたエリアから陣地取りのように、あるいはパズルのように決めていった。一部、整形の平面形状のなかでどうしても納まりきらなかったランドリールームとピアノ室が、左右に突き出したボリュームとして外観上のアクセントとなっている。
南向きに軒のある大きな開口を持つリビング・ダイニング・キッチンは、開け放しにできるテラスとも合わせて、まさしくこの家の生活の中心である。眺望が良く、明るいだけではなく、海風が通り抜けるように風通しが良く、夏は軒で日射を遮断して、冬は日射を取り込むように計画することで、できる限り空調や床暖房に頼らなくとも快適な家族の居場所ができるように考えた。現しにしている屋根の木架構は、垂木を90ミリ角の細い材とし、アーチ状に束と水平つなぎ材で補強することにより、棟木の無いシンプルな木組みとして表現した。水平つなぎ材は上下を互い違いにすることで、上側の材を目立たなくして軽やかさを強調する効果を狙っている。
建築・設備設計:IIDA SPACE DESIGN
構造設計:樅建築事務所
施工:建工101
写真:平井広行
敷地は昭和50年初頭に開発された造成住宅地の一角で、南に向かって急勾配で下る丘陵地形の上にある。周囲を見るとどの家も南側に高さ4mに近い石積み 擁壁があり、東西の家とも高低差があるためそこからさらに基壇を設けて嵩上げをして、家は北側道路に近い位置に寄せる一方で南側には植栽豊かな庭をつくっている。区割りが比較的大きい割には、駅からそれほど離れていないためなのか、当時建てられた家には駐車スペースが無い家が多く、嵩上げをするのに造成時に出てきたのであろう巨大な岩を積み上げて基壇としている家がちらほらと見受けられた。また、もう一つの大きな特徴は、南側に遠くまで遮るものが無いため、遠くは大阪湾まで望める眺望が得られることと、海側から吹き上げてくる南風が吹く日が多いということである。
このような敷地に現代住宅を設計するにあたり、どのような佇まいが良いのだろうかと思案した。結果として、嵩上げした基壇の上に立つ家という開拓された50年前からのあり方は継承しつつも、クライアントの要望や安全上の要求に合わせて基壇を削り取り、その上にこじんまりと家をつくることで周囲とのバッファーゾーンを残すことにした。まずは夫婦の2台の車を停めるために、道路側の基壇を大きく削り、駐車場の奥行きを確保した。自転車を置くスペースも必要だったので、解体した巨大な岩を駐車スペースを囲むように7つ並べ、道路と駐車スペース、駐輪場と駐車スペースを柔らかく仕切るようにした。次に崖側の基壇も安全上の理由で解体して狭め、クライアントの要望により南向きの陽当たりが良い家庭菜園とした。東西の敷地に対しても距離をつくることで風通しを良くするとともに、玄関へのアプローチや室外機置場などを配し、玄関の奥はクライアントが自ら石畳ガーデンをつくるためのスペースとした。こうして建築は南北から迫ってきた基壇と東西の余白に切り取られた矩形の範囲にこじんまりと建てることにした。
その建築の中で一番に決めたのは、素晴らしい南向きの眺望を活かすために、2階に天井の高いLDKと南向きの大開口を設けることである。そこに至るまでの動線も念入りに検討し、パンチングメタルのフェンスで隣地と敷地奥に対して目隠しをしつつ基壇に上がるアプローチ、玄関に入りそこから階段を上がってリビングに出るときの開放感と高揚感を意識した。そしてその他の諸室については、寝室、書斎、洗面室、トイレ、浴室、ランドリールーム、ピアノ室、パントリーを、LDKとそこに至る動線を除いたエリアから陣地取りのように、あるいはパズルのように決めていった。一部、整形の平面形状のなかでどうしても納まりきらなかったランドリールームとピアノ室が、左右に突き出したボリュームとして外観上のアクセントとなっている。
南向きに軒のある大きな開口を持つリビング・ダイニング・キッチンは、開け放しにできるテラスとも合わせて、まさしくこの家の生活の中心である。眺望が良く、明るいだけではなく、海風が通り抜けるように風通しが良く、夏は軒で日射を遮断して、冬は日射を取り込むように計画することで、できる限り空調や床暖房に頼らなくとも快適な家族の居場所ができるように考えた。現しにしている屋根の木架構は、垂木を90ミリ角の細い材とし、アーチ状に束と水平つなぎ材で補強することにより、棟木の無いシンプルな木組みとして表現した。水平つなぎ材は上下を互い違いにすることで、上側の材を目立たなくして軽やかさを強調する効果を狙っている。
建築・設備設計:IIDA SPACE DESIGN
構造設計:樅建築事務所
施工:建工101
写真:平井広行
南会津産広葉樹を使った 名刺入れ
手のひらサイズで上品なインテリアにもなる木の名刺入れで、
名刺以外にもカード類やアクセサリーが入れられる。
福島県の南会津は国内では珍しく、
針葉樹林よりも広葉樹林の割合の方が多い。
広葉樹は樹種によって色合いや木目に個性があり、手触りにも違いがあるので、
7種類の樹種で様々なバリエーションを楽しむことができる。
これらの広葉樹はかつて建築や家具に使われていたストック材から
まだ使うことのできるきれいな部分を切り出して、再加工をしている。
南会津の広葉樹をアピールするとともに、
限りある資源を無駄にしないというエコにもなる。
名刺以外にもカード類やアクセサリーが入れられる。
福島県の南会津は国内では珍しく、
針葉樹林よりも広葉樹林の割合の方が多い。
広葉樹は樹種によって色合いや木目に個性があり、手触りにも違いがあるので、
7種類の樹種で様々なバリエーションを楽しむことができる。
これらの広葉樹はかつて建築や家具に使われていたストック材から
まだ使うことのできるきれいな部分を切り出して、再加工をしている。
南会津の広葉樹をアピールするとともに、
限りある資源を無駄にしないというエコにもなる。
WOPTION / オプション
DIYの壁面棚を一般向けに改良し、両側に壁が無くても自立するようにした。
高さは1800ミリで幅は350ミリの倍数でどれだけでもつなぐことができる。壁を背にして設置するほか、ショーウィンドウのガラス越しに置いたり、間仕切りの代わりとして両面遣いでも使うことができる。揺れ止めとなる十字 の背板は棚のアクセントとなる。
伊勢神宮の式年遷宮にヒノキ材が使われるほどの国内有数の林産地加子母(かしも)で調達した良質な木材を現地で加工し、販売している
高さは1800ミリで幅は350ミリの倍数でどれだけでもつなぐことができる。壁を背にして設置するほか、ショーウィンドウのガラス越しに置いたり、間仕切りの代わりとして両面遣いでも使うことができる。揺れ止めとなる十字 の背板は棚のアクセントとなる。
伊勢神宮の式年遷宮にヒノキ材が使われるほどの国内有数の林産地加子母(かしも)で調達した良質な木材を現地で加工し、販売している
YOGA STUDIO & KIDS SPACE / ヨガ&キッズスタジオ
戦前築の木々に囲まれた古民家をヨガ&キッズスタジオに改修するプロジェクト
YOKOSUKA HOUSE RENOVATION / 横須賀の古民家改修
大正時代の古民家をDIYで改修するプロジェクト。
学生時代に加子母木匠塾で学んだ木造知識を使いながら、床や壁、家具を作り込んでいく。友人・知人の手も借りながら、可能な限り自分の手で古民家を改造していく。
ブログ記事タイトル
我が家の改修日記⑬(玄関フローリング貼り)
我が家の改修日記⑫(玄関扉の塗り替え)
我が家の改修日記⑪(浴室床のコルクタイル張り)
我が家の改修日記⑩(廊下コルクフローリング貼り)
我が家の改修日記⑨(廊下床はがし)
我が家の改修日記⑧(本棚設置)
我が家の改修日記⑦(漆喰塗り、長押設置)
我が家の改修日記⑥(漆喰塗り経過)
我が家の改修日記⑤(フローリング完成)
我が家の改修日記④(床断熱)
我が家の改修日記③(床下地組)
我が家の改修日記②(仕事部屋:壁解体〜床穴補修)
我が家の改修日記①
学生時代に加子母木匠塾で学んだ木造知識を使いながら、床や壁、家具を作り込んでいく。友人・知人の手も借りながら、可能な限り自分の手で古民家を改造していく。
ブログ記事タイトル
我が家の改修日記⑬(玄関フローリング貼り)
我が家の改修日記⑫(玄関扉の塗り替え)
我が家の改修日記⑪(浴室床のコルクタイル張り)
我が家の改修日記⑩(廊下コルクフローリング貼り)
我が家の改修日記⑨(廊下床はがし)
我が家の改修日記⑧(本棚設置)
我が家の改修日記⑦(漆喰塗り、長押設置)
我が家の改修日記⑥(漆喰塗り経過)
我が家の改修日記⑤(フローリング完成)
我が家の改修日記④(床断熱)
我が家の改修日記③(床下地組)
我が家の改修日記②(仕事部屋:壁解体〜床穴補修)
我が家の改修日記①
Tenmonkan Joint Arcade/天文館アーケード
商店街と電車通りの交差点にシンボリックなアーケードを提案した。
ジョイントアーケードを設ける敷地は鹿児島を代表する商業地域の中心地であり、江戸時代に薩摩藩主島津重豪が建てて天文学の研究を行った天文館の名を冠する商店街の軸線(商店街軸)と、 鹿児島中央駅へと直線的に伸びる幹線道路と市電軌道の軸線(都市軸)の二つの軸線の交点である。商店街軸が歩行者の動線であるのに対して、都市軸は車や電車の動線であることから、それぞれの視点や通過速度が大きく異なり、二つの軸線に対して異なる設えが必要と考えた。
商店街軸に対しては、天文館アーケード、天文館G3アーケードが二層吹抜けのトップライト付きのアーケードとなっていることから、フラットなガラス屋根でトップライトをつなげることを構想した。高さもG3ゲートに合わせた、高く開放的なガラス屋根である。
一方で都市軸に対しては、車と電車が遠くからこのアーケードにアプローチし、歩行者よりも高速で通過することから、薄く、軽やかで浮遊感のあるプレーンな膜屋根とした。膜面の中央を少しむくり上げることにより、通過する車や電車を迎え入れるような形状とした。
軒の張り出しに対してアーチ材を少し内側に倒し、アーチ材1本に対して2本設けた屋根面の円弧材を吊ることにより、全体のバランスをとった。ガラス屋根面はカットT材を格子に組み、フランジを無くしてシャープなエッジを出すとともに、鳥害対策とした。また、膜面のむくりは外側の円弧材を起こして直線材でつなぐことにより、一次曲げ材と直線材のみで合理的に曲面を作り出し、屋根の薄さを強調するために膜は構造材の下側に張った。
共同設計:Infras 構造設計:樅建築事務所
ジョイントアーケードを設ける敷地は鹿児島を代表する商業地域の中心地であり、江戸時代に薩摩藩主島津重豪が建てて天文学の研究を行った天文館の名を冠する商店街の軸線(商店街軸)と、 鹿児島中央駅へと直線的に伸びる幹線道路と市電軌道の軸線(都市軸)の二つの軸線の交点である。商店街軸が歩行者の動線であるのに対して、都市軸は車や電車の動線であることから、それぞれの視点や通過速度が大きく異なり、二つの軸線に対して異なる設えが必要と考えた。
商店街軸に対しては、天文館アーケード、天文館G3アーケードが二層吹抜けのトップライト付きのアーケードとなっていることから、フラットなガラス屋根でトップライトをつなげることを構想した。高さもG3ゲートに合わせた、高く開放的なガラス屋根である。
一方で都市軸に対しては、車と電車が遠くからこのアーケードにアプローチし、歩行者よりも高速で通過することから、薄く、軽やかで浮遊感のあるプレーンな膜屋根とした。膜面の中央を少しむくり上げることにより、通過する車や電車を迎え入れるような形状とした。
軒の張り出しに対してアーチ材を少し内側に倒し、アーチ材1本に対して2本設けた屋根面の円弧材を吊ることにより、全体のバランスをとった。ガラス屋根面はカットT材を格子に組み、フランジを無くしてシャープなエッジを出すとともに、鳥害対策とした。また、膜面のむくりは外側の円弧材を起こして直線材でつなぐことにより、一次曲げ材と直線材のみで合理的に曲面を作り出し、屋根の薄さを強調するために膜は構造材の下側に張った。
共同設計:Infras 構造設計:樅建築事務所
WALL SHELF SYSTEM/壁面棚システム
DIYで作れる壁面棚ユニットを考案した。
必要な奥行きの合板を床に垂直に立ててボルトでつなぎ、そのボルトを使ってアクリルの棚板を支えるシンプルな構成だ。部屋の大きさに合わせて間隔を調整できるので、無駄のない収納スペースができる。
高さ35センチ間隔でボルトを交互に入れているため、ボルトの位置を逆転させれば次のユニットにつなぐことができる。つまり幅方向にはいくらでも拡張することができるシステムだ。また、合板に開ける穴の大きさ、位置を共通にするため、ダボの代わりにも短いボルトを用いた。
高さ方向は四八版(2440x1220)の合板を使えば最大2.4mにまで対応でき、上部にエアコンなどの障害物があればそれを避けるように合板を短く切れば対応できる。
穴の開いた合板とボルト、アクリル棚板が用意できれば、一人で1、2日あれば簡単に組み立てられる。もちろん人数が増えればさらに短時間で組み立てられる。
必要な奥行きの合板を床に垂直に立ててボルトでつなぎ、そのボルトを使ってアクリルの棚板を支えるシンプルな構成だ。部屋の大きさに合わせて間隔を調整できるので、無駄のない収納スペースができる。
高さ35センチ間隔でボルトを交互に入れているため、ボルトの位置を逆転させれば次のユニットにつなぐことができる。つまり幅方向にはいくらでも拡張することができるシステムだ。また、合板に開ける穴の大きさ、位置を共通にするため、ダボの代わりにも短いボルトを用いた。
高さ方向は四八版(2440x1220)の合板を使えば最大2.4mにまで対応でき、上部にエアコンなどの障害物があればそれを避けるように合板を短く切れば対応できる。
穴の開いた合板とボルト、アクリル棚板が用意できれば、一人で1、2日あれば簡単に組み立てられる。もちろん人数が増えればさらに短時間で組み立てられる。
Takeuchi Kensetsu Office Renewal
北海道札幌市に拠点を置く竹内建設のオフィスリニューアルコンペ。
現状の本社と新規取得のサテライトオフィスを改修提案。スタッフの増加に対応できるオフィスと交流スペースを確保しながらも、顧客獲得のためのイベントスペースやショールームの拡充を提案した。
共同設計:矢敷潤建築設計事務所+まりひろ建築士事務所
現状の本社と新規取得のサテライトオフィスを改修提案。スタッフの増加に対応できるオフィスと交流スペースを確保しながらも、顧客獲得のためのイベントスペースやショールームの拡充を提案した。
共同設計:矢敷潤建築設計事務所+まりひろ建築士事務所
A LEAF/この葉の屋根
中学校グラウンドに野球部のベンチを設計・制作した。
木造建築を伝統的な仕口や継ぎ手を用いて学生が自ら設計・制作する加子母木匠塾というワークショップを通して建てた。三塁側からホームベース側を見る振れ隅屋根をこの葉に見立て、ベンチには足元に荷台を付けた。
延べ30名で12日間で作り上げた。材料費は約10万円。
関連記事はこちら http://ii-sd.jugem.jp/?eid=21
木造建築を伝統的な仕口や継ぎ手を用いて学生が自ら設計・制作する加子母木匠塾というワークショップを通して建てた。三塁側からホームベース側を見る振れ隅屋根をこの葉に見立て、ベンチには足元に荷台を付けた。
延べ30名で12日間で作り上げた。材料費は約10万円。
関連記事はこちら http://ii-sd.jugem.jp/?eid=21
坂茂建築設計時代の担当プロジェクトは下記をご覧ください。
・台南市美術館2館・1館ー2019年、台湾台南市文化地区における二つの敷地に建つ近現代美術館
2館:屋根上に作られたフラクタル日除け付きの立体公園と5層吹抜のアトリウムを持つインターナショナルな美術館、350席の実験劇場を併設、鉄骨造、延床面積21206.74㎡
1館:日本が台湾を統治していた100年以上前の旧警察署を保存改修し、新築のSRC造ボリュームをアトリウムでつないだ美術館、延床面積7704.07㎡
・Vin Santeー2016年、世田谷区代沢の北沢川緑道に面したフレンチレストランのインテリアデザイン
・未発表住宅ー2014年、東京都内の鉄骨造の3つの中庭を有するヴィラ、延床面積594.42㎡
・坂茂展 建築の考え方と作り方ー2013年、水戸芸術館で開催された坂茂の個展。実寸大のモックアップを多数展示し、紙の家の実寸モックアップ等を担当