㊗加子母木匠塾30年記念出版!!
- 6月6日
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編集委員として携わっていた『加子母木匠塾~30年続く木と建築の学び場~』が建築資料研究社さんから出版されました!!
加子母木匠塾は岐阜県中津川市の加子母(かしも)で毎年開催されている建築学生の木造建築実習で、私も2006年~2010年にかけて学生として参加していました。
学生ながらに自分たちで設計したものを、自分たちの手でリアルに作り上げる本当に貴重な体験で、私はこの実習活動を通して初めて建築をつくるとはどういうことなのか、身をもって知ることができました。
私は独立した2022年の11月ごろから編集委員に参画させてもらいましたが、出版の構想段階から考えると5年に及ぶ長い道のりで、木匠塾の立上げに関わった先生方や私のような木匠塾OB/OGの原稿を中心に、加子母でお世話になった工務店や製材所の方々へのインタビューや座談会記事、制作物マップや年表など盛りだくさんで、編集委員の方々の情熱が注ぎ込まれた一冊となりました!!(373ページもあります!)
30年に及ぶ木匠塾の活動は年々変化を見せていますが、私は当時の自身の体験を通して木匠塾の当時の活動の特徴や意義をやや俯瞰的に考察した文章を寄稿させていただきました。良ければ手に取っていただき、ご笑覧ください。
ここからはちょっと思い出話になりますが、実はいま好評売り出し中の加子母の上質な木を使った組立壁面棚WOPTION(オプション)の開発と、今回の出版に編集委員として関わったことは大きく関係しているんです。
ちょうどこの出版のためのインタビューで2023年秋に加子母を訪れたとき、組立棚のアイデアはあったものの試作品製作が高額で二の足を踏んでいるタイミングだったんです。取材をしたマルワイ製材所の社長さんにダメ元で相談してみたところ、すぐその場で加子母森林組合さんをご紹介いただき、急きょ森林組合の加工担当の方に会いに行き、プレゼンし、なんとそこで試作品を作っていただけることとなったんです。本当に運命的な出会いのタイミングでした。
それまではシステム棚のアイデアだけで材料にはこだわらずに勝負しようと考えていたのですが、加子母で作ってもらえるならあの有名な東濃桧を使ってみたい!と思うようになり、それが結果としてWOPTION(オプション)に命を吹き込んでくれることとなりました。今から考えるとなぜ最初に加子母に相談しなかったのかと疑問にも思いますが、当時は本当に思い浮かばなかったんです。
森林組合さんと出会ってからはトントン拍子に開発が進みました!作っていただいた試作品を自分で組み立ててみて、いくつかの問題点を洗い出して改良し、2024年の10月に一年足らずで商品としてお披露目することができました!本当に木匠塾の出版に関われたことには感謝していますし、改めて木匠塾で出会った仲間や先輩後輩、地域の方たちとのつながりは本当に財産だなと感じております。
ということで、加子母木匠塾の本とWOPTION(オプション)、どちらもよろしくお願いいたします。
『加子母木匠塾~30年続く木と建築の学び場~』:https://www.kskpub.com/book/b10159048.html
加子母の上質な木でつくる組立壁面棚WOPTION:https://www.iidaspacedesign.com/woption
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